ワタシと私



自由にならない心と
身体で出来た私

悲しいのに
涙の出ない瞳と
嬉しいのに
変えられない表情

目の前にある
みんなの感情が
まぶしくて

時々背を向けてたりする

本当のことを言いたい
嘘なんかつきたくない
私を信じてほしい
でも、みんなを信じられない

その思いが
心の片隅で
いつもひざを抱えて
私を見つめている

助けを求めていいのかもわからずに
ただ、手をこまねいているだけ

そんな私を
いつもワタシが嗤う