否不変



いつの日か誓った
君と私の永遠


すべてさらけ出すことが出来て
それを互いに受け止めあっていた


そんな日常が
ずっと続くだなんて
思っていたから
今が寂しくてたまらない



いつからか始まった
君と私の生活


毎日があったかくって幸せで
すべてを手に入れた気分だった


いつも私の隣を見れば君がいた
力強く微笑んでくれた
それが当たり前だった


いつまでも
いつまでも
一緒であれと
心の中で私は願っていた



いつからか変わり出した
君と私の運命


こんなはずじゃなかったと
後悔ばかりが胸を締め付けていた


不安がたまらなくて
少し離れた君の手を
必死に掴んで


いつまでも
いつまでも
一緒であれと
私は心で泣く



否応無しにも進む時間
対極に落ちる砂のように


離れ始める
君と私の手