Again and Again



私は何度も望んでいた
正しい道もわからぬまま
貴方の手がきつく握り締めてくれる
冷たくなった手を


空は澄んで
私たちはその下でワルツを踊る
体を心を寄り添わせながら


心の中で何度も望んでいた
叶うことはないと知っていながら
不安になれば抱きしめてくれる
貴方の優しい笑顔とともに


星が見守る中
私たちはその下でワルツを踊る
音楽が途切れようとも


私は何度も望んでいた
心の中は常に矛盾していた
貴方の心が知りたくて
何度も言葉を強請った


流れる景色に
口ずさむワルツを捧げながら
貴方の元を去った


私が何度も望んでいたこと
永遠に一緒にいること
腕を組みながら歩き続けること
貴方の心地良い声とともに


「愛している」
照れながらも何度も囁きあった
星も眠る夜


貴方との宝物を抱えながら
何度も振り返る大切な思い出の場所
手を振る相手もいないプラットホームに
愛の言葉と涙を残して


貴方の下を去っても
変わらない空と星が切なくて
何度も一人でワルツを踊った